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教育現場から

2020.1.30
Category - 和光塾ブログ

和光市で個別指導の塾をお探しのみなさんへ。

こんにちは、個別指導学院TOCO和光校です!

 

保護者にとっての関心事は、お子さまの将来についてですよね。

将来、こんな大人になって、こんな生活をして欲しいとどの親も思っています。

 

今、お子さまを学校に通わせている保護者の場合具体的に言えば

「学校の成績のこと」「進路のこと」「学校生活」「友達関係」

に関心があります。

その中で、今日は学校成績、特に定期試験についてお話しします。

 

現在も中間試験・期末試験を実施しているところもありますが、

定期試験の回数は少なくなってきています。

例えば、1学期は1回、2学期は1~2回

 

その理由は

東京都千代田区麹町中学校工藤校長が学校改革をしていて、

その改革の一つが「定期試験の廃止」なのです。

年間3回だった「定期試験」が年間5回の「実力試験」に代わり、

さらに授業の度合いに応じた教科ごとの「単元テスト」が

頻繁に行われるようになったのです。

 

なぜそうなったのかというと

 

生徒たちが自律して、学習の習慣を身に付けてもらうことにあるというのです。

つまり、自分で考え、自分で選択し、実行することを目的にしているのです。

 

例えば、理科の場合

 

3年生では5単元の学習範囲があり、それが終わるたびに単元テストを実施する。

 

1単元は広いので、3回の小テストを実施する。

そこで授業で身に付いたことが定着しているかを確認する。

 

単元テストは、生徒自身の意志で「再挑戦」できる。

自分で納得できればその必要はありません。

年5回の実力テストは、自分の学力がどれだけ定着したかをみるもので、

その結果は成績評価にはつながらないというもので、自分だけのテストなのです。

 

実力テストの結果をみて「やばい」「もっとがんばろう」

と思う生徒は自分で勉強し始めるそうです。

 

勉強とは自分から自発的に取り組むものであって、定期テストだから勉強する

というのは自発的に取り組むこととは反対ですよね。

それはやめようということなったそうです。

 

そのことを聞いて私は多くのお母様が良く言っていたことを思い出しました。

「うちの子は、家で全然勉強しないんです。」

 

その結果

定期試験が悪い結果になるのです。「やばい」「がんばろう」と思って、

勉強して次の定期試験の得点増につながった多くのケースがあります。

そういうモチベーションは、定期試験でもありました。

 

確かに、定期試験のために勉強するというのは、

範囲が決まっていてそこで得点をとることが目的になります。

しかし、単元テストも単元テストの範囲があり、

大学入試も、司法試験も医師試験も範囲があります。

 

定期試験がなくなれば、子どもは自主的に勉強するようになるのか?

いろいろな議論があると思いますが、子どもにとって一番可能性を引き出すことと、

一番よい勉強方法をこれからも探し続けて欲しいと思います。

時代によって教育や勉強、勉強法は変わってきていますね。

 

ちなみに

千代田区は、平均年収が高く全国2位です。

そして教育に対する関心の高い場所です。

学校改革が行われている場所は特殊な場所です。

一般的な場所にあてはまるのかという疑問もあります。

正解はありませんので、みなさんいろいろと考えてみて下さいね。

 

 

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