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西大島校ブログ

Zさんを筆頭にTOCOの成果が出始めています。

更新日:2026.11.4

江東区・北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.68)

 

Zさんは、高校2年生の女子生徒です。

Zさんは、TOCOに通って3年になります。中学2年生になったと同時にTOCOに入塾しました。どんどん実力を伸ばし、旧6学区(江東・墨田・葛飾・江戸川)の中で、上位校の入試を突破することができました。大学進学率が100%の都立高校です。

それだけでも、嬉しいことだったと思いますが、彼女は、安心せず、さらに上へ上へと飽くなき向学心を燃やし続けています。

バドミントン部で体も鍛え、アルバイトもし、友達とも時々息抜きをしているようですが、時間の使い方が、非常に上手です。

メリハリをつけて、勉強するときは思いっきり勉強します。もちろん、毎日ですが。

私が感心しているのは、高校での授業・宿題とTOCOでの授業・宿題にも(難しい数学の問題などにもめげずに)どんどんくらいついてきます。

それが証拠に、(TOCOの授業がある日でもない日でも)ほぼ毎日のように21時45分まで、自習室を活用して勉強しています。

理由は、図書館より静かで長く勉強ができるからということだそうです。

また、自習していても分からない問題が出てくると、すかさず、「コピーをしてもらっても良いですか?」と依頼してきます。その理由は、次回のTOCOでの授業の際に、講師の先生への逆の宿題を出すためです。

講師へも先に渡すことができるので、どう説明しようかと授業を組み立てられます。

そうした甲斐もあって、彼女は、成績がどんどん上がってきました。

直近の定期考査では、全教科がプラスになりました。苦手だった、数学Ⅱなどは、前回より19点も増え、学年平均点よりも31点も上になりました。

一度は、辞めるかもしれないと言っていたTOCOへの通塾ですが、気持ちを仕切り直し、今では、指定校推薦でG-MARCHを狙えるほどに上昇してきました。

そして、彼女を見習って自習室に通い始めた中3生たちや高校生たちもやはり追い上げにかかってきています。すぐに結果が出る出ない関わらず、身近に範を示してくれたZさんに、講師のみんなで大拍手を送りました。

ゴールのテープをきる、その日まで、最後の最後まで、TOCOTON伴走しきっていきます。

 

 

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「機械」対「人間」――人間に生まれる確率と人間のぬくもり

更新日:2026.11.3

江東区・北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.67)

 

今から250年ほど前にフランスの学者ラ・メトリーという人が「人間機械説」といったものを唱えました。一例をあげれば、心臓はポンプ、歯はハサミなどといった調子です。

この「人間機械説」は、18世紀から19世紀初めころまで、思想界の主流をしめていました。

ところが、おもしろいことに、同じ頃にロンドンでは、「人間非機械説」が出版されたそうです。しかも、それを書いたのが、ほかならぬラ・メトリーらいしいのです。

人間を分解して、結局は機械であると割り切ろうとしたものの、やはり人間生命は単に精巧にできた機械ではないという疑問が出て、正反対の説を取らざるを得なかったのかもしれません。

 

近年では、ロボットが活躍する時代になってきました。工場や医療器具などでは結構前からありましたが、今では、私たちに代わって掃除をしたり、料理をして運んでくれたり、電灯やお風呂沸かしをしてくれたり、、、

「ドラえもん」は、ネコ型ロボットとの設定らしいですが、昨今では、「ヒト型ロボット」の発達も目覚ましいものがあります。

人間のように二足歩行や100m走までできたり、ジャンプしたり、回転したりなど複雑な動きが可能なロボットができるようになってきました。

しかし、どんなにうまくできた機械でも、自然の生命体とでは根本的に緒となる点があります。

1つには「機械には(鉄腕アトムには、お茶の水博士が居たように)必ずその製作者がいる」ということです。機械を動かすためには外からエネルギーを与えなくてはなりません。ところが、生命体は自らの力で、生きていくためのエネルギーを吸収しながら生の創造ができるのです。

また、機械は、組み立てられて完成するまで、その機能を発揮することはできません。しかし、人間の体は違います。細胞の一つ一つが生命体としての働きをもち、しかも、全体としても細胞や内蔵が互いに助け合って、絶妙なバランスと調和をたもっています。

つまり、常に成長し、変化しながら、しかも一個の生命体として完成しているのが特徴です。

 

さて、この宇宙は、今から約150億年前にできたと考えられています。また、地球は45億年前に生まれたと推定されています。

最初の頃の地球には、生命が存在していませんでした。時とともに生存の環境が整い、単純な物質が次第に複雑な物質へ化学進化をして誕生したのが生命です。

その最初の生命(バクテリア)が生まれたのが、今から約32億年前と言われています。

光合成のできる単細胞生物(植物)が出現したのが27億年前、複雑な多細胞生物が6億年前、さらにヒトが現れたのが20万年前といわれています。このように、地球の誕生から人類の誕生まで、想像もできないほどの時間が経っているのです。

そしてこの地球上には、現在、約131万種で、その数は数えきれないほどの生物が生きています。主なものをあげますと、昆虫類が75万種、植物が23万6千種、魚類が2万3千種、鳥類が8千7百種、(クラゲなど)無脊椎動物にいたっては20万種、菌類が7万種となっています。

その1つ1つの種(生物の種類の単位)が、また無数に生きていることを考えたことを考えた時、地球の人類が約70億人といっても、地球上で人間として生を受けることが、非常に稀なことがわかると思います。

確率的に計算しても、ほとんど無限大になる生物の数で70億(人口数)を割るのですから、それは限りなく「ゼロ」に近い数値になってしまいます。

その「人間の生命」は、地球上の多くの生命の中で“進化のいきどまり”ともいわれているように、もっとも優れた能力・働きをもっています。それは、自分自身の意志・心の働きによって、自分自身に働きかけたり、環境に働きかけたりして、さまざまに変化させることができることだといえるでしょう。

 

私は、機械に任せる部分は任せるべきと思いますが、機械を過信しすぎるととんでもないことが起きるととらえています。

機械は万能ではなく、人間ことが、上手に使ってあげることだと思います。

将棋や囲碁やチェスの勝負は機械に負けても、ピアノの演奏は、一人一人の味わいが違います。

スポーツも、機械同士のレースや試合では、あれほどの感動はないでしょう。

電卓も検算に便利ですが、「四則計算」程度なら自力でやった方が、脳に良いですね。

また、論作文も自分で創作したものの方が、自分の考えが深まりますし、その人のものになります。

医療も教育の手助けにはなっていくでしょうが、その本質は人間のぬくもりの営みだと考えます。ましてや親子関係は、ぬくもりそのものだと声を大にして宣言します。

 

 

 

 

 

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人間はどうやって人間になるのか③

更新日:2026.10.30

江東区・北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.66)

 

今回は、「一人の人間の生命」について、科学的に解明していきましょう。生物であり、保健体育の教科的側面でしょうか。

人間の生命の始まりが、受精卵であることは、言わずもがなで誰もが熟知しています。

受精した卵子が母親の子宮の中で細胞分裂を始め、倍に倍にと分裂していき、286日前後、9か月半ぐらいの間に、細胞の数は1兆になります、そうすると、赤ちゃんとなってうまれてくるのですね。

生まれてきたばかりの赤ちゃんは、まるで猿のような顔をしているもののようですが、大きくなるにしたがって、必ず両親の両方の顔や体つき、性質などが似てきます。

これは、遺伝のせいです。遺伝というのは、デオキシボ核酸(DNA)という物質でできていて、2本のクサリが、らせん形によじれているひものような中に含まれているそうです。それは、人間一人のつくり方が書かれた設計図といえるでしょう。

その設計図によって、20種類のアミノ酸からタンパク質がつくられ、それが組み合わさって、骨の細胞や筋肉の細胞、髪の毛の細胞など、形や働きの違う約100種類の細胞がつくられていくのです。

それが、さらに組み合わされて、大人の体は約60兆の細胞でできています。

体の大きい方は細胞の数が多く、小柄の方は細胞の数が少ないのです。

私のように足が短いのは、足の細胞が少ないく、私のように鼻が団子のようであれば、鼻の細胞が多いということです。それは、本人の責任ではなく、設計図どおりなのです。

直径が、0.1㍉という人間の小さな細胞の一つ一つの中にDNAには、60億語の遺伝言語(広辞苑という厚い辞書三万冊分)が含まれていて、その精密な設計図によって、必要なだけのタンパク質――細胞――がつくられ、それが組み合わさって一人の人間の体ができているのです。

このように人間の生命は、細胞の一つ一つが、素晴らしい、生きる「知恵」と「力(エネルギー)」をもって生まれてきており、しかも人間の体は単なる細胞の羅列でもなく、また単なる臓器の集合体でもなく、個性と統一性(関連性)をもっているということなのだそうです。

ですから、そうした『生命力(自己免疫力や自然治癒力なども)』や『知恵(知識を勲発するもの)』や『個性(そっくり似ていても微妙に差異がある)』は、もともと生まれながらにもっているものなので、宝の持ち腐れにせずに、瞬間瞬間に100%に近い形で発揮することが理想です。

様々な環境や条件や悩みや困難さがありますが、それを乗り越えながら、人間一人一人が自己の完成へ向けて、それらを磨いたり高めたりしていきたいのです。

動物にも、それぞれ『生命力』や『知恵』や『個性』がありますが、それをさらに伸ばしていくといった行為は人間にしかできません。

たまたま動物がつくったものではなく、意思をもって「善」・「利」・「美」を追求していけるのは、地球上には人間だけなのです。

「善」の反対は「悪」(悪の中でも極悪は人を傷つける行為であり、騙す行為でしょう)

「利」の反対は「損(害)」(損の中でも大損は傷つけられたりであり、一番の不幸でしょう)

「美」の反対は「醜」(芸術や文化を大切にできないことであり、汚い言動すべてでしょう)

 

私は、人間は、「善」と「利」と「美」を創造していくために、学び、身体と頭脳と心を磨いていくのだと確信しています。

そのための営みが広い意味での教育なのだろうと考えているのです。

教育といっても詰込み型ではなく、能動的に自ら学び様々なことから吸収し、自分自身を高めていってもらいたいのです。

そう意識すること自体も、人間の、人間による、人間のための高貴な軌道だと思っています。

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人間はどうやって「人間」になるのか②

更新日:2026.10.24

江東区・北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.65)

 

前回、「人間の体は何でできているのか」を考えてきました。

今回は、分子(物質)のレベルで見てみましょう。

人間の体の中で一番多いものは「水(H2O)」です。

体重60㌔の人は、約40㌔が水分であり、実に体重の約3分の2をしめています。

体の中に実に多くの水分をもっているーーこのことは、地上のすべての生物に共通しています。なぜ、そうなのかというと、地球上の生物が海の中で生まれたためなのです。海で生まれた生命は、海を離れては生きていけないので、自分の体の中に“海”をもって生まれてきているーーといえます。

そのことは、人間をはじめ、地球上のすべての生物の体内の水分――体液を分析してみると、その成分は海水とほとんど同じだということからも、うかがい知ることができます。

赤ちゃんができると、母親の子宮には羊水という水がたまり、その中で赤ちゃんは成長するのですが、これはおなかの中の海で育っていることになります。受胎後2週間目ぐらいの赤ちゃんは、まだ2,3㍉の大きさですが、そのころにはエラがついているのです。

単細胞から魚のようになり、サルのようになって生まれてくる、というように、何十億年かかって人間が進化してきたことをおなかの中の海で約10か月でやってくるといえます。

さて、地球が誕生したのは今から約45億年ぐらい前といわれていますが、それから生命が誕生するまで十数億年かかった、と考えられています。

はじめのころ、地球をとりまく大気はメタン、エタン、アンモニア、硫化水素が主体で、ちょうど毒ガスのようなものだったのです。そうした大気中の簡単な分子が、太陽の紫外線、火山の熱、雷の放電、隕石の衝突など様々なエネルギーによってぶつかりあい、化学反応を起こして、多少複雑な有機物質になり、それが海の中にたまって、スープのようになり、ポッチャンポッチャンと海の中でぶつかりあい、十数億年の間にだんだん複雑になって、やがてアミノ酸が生まれ、タンパク質になりました。そのタンパク質の1つが、ある日ついに声明を持って動き出したーーと考えられています。

そのようにして海の中で生まれた最初の生命が、その後さまざまに分かれ、進化したものが、この地球上のすべての生物であるといわれています。ですから、この地球上の生命は全部、最初の生命の子孫であり、親戚であるといえます。そのために、地球に住む131万種といわれる無数の生物の基本的な構造はすべて共通しているのです。

このように生命と物質は連続していて区分することはできませんし、また生命も物質でできています。

そして、簡単な物質がしだいに複雑になり、そして声明をもって動き出したということは、物質の中にも生命となる性質と力がそなわっていて、それが一定の環境や条件によって引き出された、と考えられます。

どんな小さな生命でも、自分の力で生きるためのエネルギーを吸収しながら、見事な創造をしてきたのです。

その生きるために必要な知恵と力は、生命の奥深くに、もともとそなわっているとしか考えられません。生命というものは、外から力をもらって生きているのではなく、もともともっている力を発揮して生きているのです。

 

人間ということを考えていったときに、この生命の問題に行きつかざるを得ませんから、こうした話になってしまいましたが、次回は、「遺伝という“命の設計図”」に迫ってみたいと考えています。

それは、人間という生物が、機械に支配され、翻弄されるような種ではない、ということを言いたいがための試みです。

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人間はどうやって「人間」になるのか①

更新日:2026.10.23

江東区・北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.64)

 

いま、個人情報の漏洩問題が世界を騒がしています。

その背景には、便利さの追求のあまり、機械を万能のように捉えてきたところに原因のひとつはないでしょうか。

私は、少年時代から、機械を使いこなす人間の賢さについて思考し、これを鍛え、これを伸ばしていくこと以外に人間たる所以(ゆえん)は結論はないと考えてきました。

映画の「2001年宇宙の旅」や「ターミネーター(シリーズ)」においてもそれらを示唆しています。

ロボット開発もかなり進んでいますが、「鉄腕アトム」や「仮面ライダー」のように、人間のような知恵と勇気と慈悲と正義感が必要ではないでしょうか。

 

 アメリカの有名な生物学者ルネ・デュボス博士は「人々の体は、その構造と働きが非生物質(生命のない物質)の法則にしたがうという意味では、原子の集まりでできた機械である。しかし、それはある目標――自由に選んだ生涯(一生)の目標に向かって、その働きを自身でコントロールできる機械である」と述べていました。

 人間の身体も、ある意味では原子の集まったものであり、どういう原子、元素でできているかというと、私たちの体を構成している主なものは、炭素、水素、酸素、窒素の4つです。これを生命の4元素といいます。

 そのほか、リン、カルシウム、塩素、鉄、マグネシウム、ナトリウム、イオウなどが少量ずつ必要です。さらにクローム、コバルト、銅、ふっ素、ヨード、マンガン、モリデブン、セレニウム、スズなども1日に百分の数㌘という微量ですが必要とされています。

 

 ある暇な科学者は、男性(体重60㌔程度)の体を分析して、石鹸7個分の脂肪、エンピツ9千本分の炭素、マッチ棒の頭の20,200本分のリン、下剤一服分のマグネシウム、どんぶり1杯分の石灰、1匹の犬からノミを追い出せるぐらいのイオウ、一升瓶20本分の水からできている、と言っています。これを桶何換算すると約20万円程度でしょうか。(約40年前の物価)

 

 また、スイスの化学者ペーター・イーデン氏は、男性の体をつくっている物質をお金に換算すると、600万㌦(約15億円)になると、約40年前に試算していました。

 では、女性はどうかというと、女性はホルモン系統が男性より複雑で、たとえば赤ちゃんが生まれると母乳が出るようになるわけですが、母乳を生み出すホルモンを人工的につくるとすると、1㌘で2000万㌦(約50億円)もかかると試算していました。

 “だからロボットの方が安くて良い”などと短絡的にはいきません。

このように、実は人間の体も、特別なものは何もなく、この地球上にどこにでもある、また宇宙にありふれた元素、物質でつくられているということがわかりますね。

 そうして考えていくと、生物と無生物、生命と物質は連続していて区別がしにくいといえそうです。

 では、生物と無生物を隔てる「生命」とは、いったい何なのかーーー。

 

これが、今回からのテーマです。

唯物論や唯心論に偏らず、なるべく冷静に現代科学の知見と太古から捉えられてきたであろう人間らしさを見つめていくことも、「人間教育」に大切ではないかと考えている昨今です。

 

 

 

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