日本にもあった数学の知恵――江戸時代から続く我が国の偉大なセンス『和算』
江東区・北砂 個別指導学院 TOCO 石戸です。(Vol.29)
いくつか前の号では、インドで「0(ゼロ)」を発見・発明してくれたお陰で数学が発展し、様々な分野に影響を及ぼした、と紹介しました。
今回は、わが日本の誇り『和算』の紹介です。皆さんは、御存知でしょうか?
実は、江戸時代の人々はそろばんや暗算が得意で、そのレベルは現代人さえ及ばないほどだったそうです。当時の言い方では「算法」ですが、西洋の数学に対して呼び方を変えました。日常の計算を超えた数の遊びや形についての論理などが積み上げられて、ユニークな和算の文化が結実しました。
西洋の近代科学をリードしたアイザック・ニュートンニュートンよりも一足早く、微分・積分の考え方に迫っていった関孝和などは、国際的にも高く評価されているのです。
学びとは、本来的には楽しいものです。「和算」を知ると楽しく、長続きしていくでしょう。難しいことを難しく学ぶより、楽しく分かりやすく学習し、どんどん深く、そして難問へも挑戦していくことができると良いですよね。
たとえば、以下のような和算があります。「旅人算」「鶴亀算」「油分け算」「俵杉算」「町見術」「裁ち合わせ」「三方陣」「乗換算」「立木算」「盗人算」「普請算」「拾い物」「奇遇算」「結び目の問題」「算額の問題」などが有名です。
いくつもある和算の中で、今回は「鶴亀算」の問題を出してみますから、ぜひ解いてみてください。
―――あるとき、「ツル」と「カメ」がお楽しみ会にやってきました。会場の受付には、合計数しか記録が残っていませんでした。その数は“32”でした。たったそれだけで、「ツル」と「カメ」がそれぞれ何匹・何羽ずつ来たのかがわかりますか?
時には、机に向かうばかりでなく、親子で、絵をかいたり遊んだりしながら学ぶのも楽しいものですよ。(ツルとカメの足の数に着目してみましょう。わかった人は、TOCOの西大島校まで、解答を教えに来てください。電話でも良いですよ。正解した人には……?)では、また。
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